高齢者が食べやすい食事形態
高齢者は噛む力や飲み込む力が弱くなり、多くの人が食べ物をうまく飲み込むことがしづらい嚥下障害になります。スムーズに食べるには、食材選びや調理方法を工夫することが大切になってきます。
それぞれの嚥下状態に応じて、「普通食」→「刻み食」→「ミキサー食」へと変化が求められます。それぞれの特徴を理解し、噛む力や飲み込む力に応じて調理するようにしましょう。
普通食を作る際、軟らかく煮たり、マッシュポテトのように押しつぶした状態にしたりすると、噛みにくい方でも食べやすくなります。
さらに、キッチンばさみで小さく刻んだり、包丁で刻んだりすると、嚥下状態の悪い方でも食べることが出来る食事形態に変化させることが出来ます。
固形からペースト状に変化していくことを考えれば、赤ちゃんの離乳食を逆バージョンに作っていくイメージでしょうか。
高齢者の方にとっては、ゼリーや片栗粉を使った、とろみがついた食事の方が飲み込みがしやしくなります。
水分でムセてしまう場合には、とろみ剤を使うといいでしょう。
噛めない、飲み込みにくいとなると、すぐに刻み食やミキサー食に切り替えてしまいがちですが、普通食ではない食事になると、食べる楽しみがかなり減ってしまいますので、状態に合った配慮をして、食事を充分楽しんでいただけるといいと思います。

