口腔体操
今日は敬老の日ですね。
平均寿命が伸びているとはいえ、長生きするのなら元気に長生きするのが理想です。
口や舌の動きをスムーズにしてごっくんと呑み込みができるように、食事の前に口腔体操をする施設やデイサービスも多いと思います。
私が以前勤めていた小規模多機能ホームでは、北原白秋の詩「五十音」を食事前にみんなで読み、口腔体操をしていました。
リズムが良く、ついつい暗記してしまう利用者の方もたくさんいらっしゃいましたよ。
その詩は、というと、
水馬赤いな。ア、イ、ウ、エ、オ。(あめんぼ あかいな アイウエオ)
浮藻に小蝦もおよいでる。(うきもに こえびも およいでる)
柿の木、栗の木。カ、キ、ク、ケ、コ。(かきのき くりのき カキクケコ)
啄木鳥こつこつ、枯れけやき。(きつつき こつこつ かれけやき)
大角豆に酢をかけ、サ、シ、ス、セ、ソ。(ささげに すをかけ サシスセソ)
その魚浅瀬で刺しました。(そのうお あさせで さしました)
立ちましょ、喇叭で、タ、チ、ツ、テ、ト。(たちましょ らっぱで タチツテト)
トテトテタッタと飛び立った。(トテトテ タッタと とびたった)
蛞蝓のろのろ、ナ、ニ、ヌ、ネ、ノ。(なめくじ のろのろ ナニヌネノ)
納戸にぬめって、なにねばる。(なんどに ぬめって なにねばる)
鳩ぽっぽ、ほろほろ。ハ、ヒ、フ、ヘ、ホ。(はとぽっぽ ほろほろ ハヒフヘホ)
日向のお部屋にや笛を吹く。(ひなたの おへやにゃ ふえをふく)
蝸牛、螺旋巻、マ、ミ、ム、メ、モ。(まいまい ねじまき マミムメモ)
梅の実落ちても見もしまい。(うめのみ おちても みもしまい)
焼栗、ゆで栗。ヤ、イ、ユ、エ、ヨ。(やきぐり ゆでぐり ヤイユエヨ)
山田に灯のつく宵の家。(やまだに ひのつく よいのいえ)
雷鳥は寒かろ、ラ、リ、ル、レ、ロ。(らいちょうは さむかろ ラリルレロ)
蓮花が咲いたら、瑠璃の鳥。(れんげが さいたら るりのとり)
わい、わい、わっしょい。ワ、ヰ、ウ、ヱ、ヲ。(わいわい わっしょい ワヰウエヲ)
植木屋、井戸換へ、お祭りだ。(うえきや いどがえ おまつりだ)
口腔体操だけでなく、歌を歌うことも口まわりを動かすことになっていいと思います。



